レーシック(LASIK)のメリットデメリット
レーシック(LASIK)とは、マイクロケラトームと呼ばれるもので角膜表面をスライスしてフラップ(蓋)を作り、それをめくって角膜にエキシマレーザーを照射し、角膜の屈折異常を矯正する手術のことです。レーザー照射後、フラップを元に戻すため、痛みが少なく、術後の回復の早いのが特徴です。
アメリカでは毎年100万人もの人が手術を受けていて、かなりポピュラーな近視治療手術として定着し始めています。
レーシックにはほかに、イントラレーシックやエピレーシック(Epi-LASIK)、ラセック(LASEK)などさらに進化した種類があり、これまでレーシックを受けられなかった重度の乱視の人や強度近視、老眼の人にまで適応範囲が広がりつつあります。
デメリットとしては、術後、合併症などのリスクがあること、角膜が薄くなるぶん変形しやすくなり、視力の変動が見られることがある、などです。
術後の合併症で最も多いのはドライアイです。これはフラップの形成により、角膜中心部の知覚神経が切断されてしまうために起こるもので、レーシック後およそ3割の人がドライアイを感じていることがわかっています。
ほかに、ものが二重に見えるゴースト現象や、夜、光が滲んで見えたり、まぶしく感じたりするハロ、グレアが現れたりすることがあります。これは瞳孔を開く大きさよりもレーザーの照射口径が小さい場合に起こる現象です。
また結膜下出血(白目の表面に出血を起こす)もレーシック手術後によくある合併症です。
レーシック手術では失敗のリスクも僅かながらあります。合併症や失敗のリスクをよく踏まえた上で、医師とよく相談の上、手術を受けるようにしたいものです。
レーシックの費用はだいたい両目で10数万円から60万円70万円ほどになるでしょうか。ずいぶんと費用に差がありますが、これはレーシック手術が自由診療であるためで、眼科やクリニックによってかなり差がありあり、健康保険も利きません。